マイケル・ホワイトのダイアログ3

☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
Narrative Therapy Workshop
「マイケル・ホワイトのダイアログ3」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
【概要】
ナラティヴ・セラピーの魅力は、このアプローチが提供しようとする会話そのものに見出すことができます。それまで相談に来た人の人生において、支配的であったストーリーから離れることによって、異なった視点から見える異なる自分のありようが浮上し、そこから希望を伴う未来が見えてくるのです。
ところが、注意してこのダイアログを追っていかないと、実際に何が起こっているのか、どのようなことがクライエントにとって重要な変化を作り出しているのか見えにくいのも事実です。
マイケル・ホワイトは、自身の論考の中に必ずといっていいほど、そのダイアログを収録しています。難解と言われるマイケル・ホワイトの文章ですが、思想的背景を説明するためのくだりは確かに慣れないと難しいのですが、実際の事例を紹介しているダイアログは理解できます。
今回は、奥野光と国重浩一が印象に残っている、あるいは、感銘を受けた(簡単に言えば、好きな)ダイアログを選び、それについて、語り合う場を持ちたいと思っています。
ダイアログを読み上げた後で、どのような点に惹かれたのかについて語り合ってみたいと思います。そして、マイケルの質問はいったいどのようなところから来ているのかについて一緒に考えてみたいと思います。
これは、世界中の人々を魅了してきたマイケル・ホワイトの「声」を日本でも「こだま」させることによって、ナラティヴ・セラピーの可能性と魅力を感じてもらうために企画しています。
ホスト: 奥野光 × 国重浩一
日時: 2018年7月14日(土)10時~16時(予定)
人数: 40名程度
場所: 東京都九段駅で開催予定です。参加者には別途会場を連絡いたします。
今回使用するダイアログ: マイケル・ホワイト著「ナラティヴ実践地図」、第二章のヴィヴィアンのダイアログの予定