プロジェクトアドベンチャージャパンでは、「Beingーあり方を探求するメディア」のウェブサイトを立ち上げて、いろいろな人の人生についてインタビュー記事を掲載しています。
このメディアのコンセプトは次の通りです。http://pajapan.jp/concept-2/
ひと言で「自分らしさ」と言っても、
それがいったい何なのか。
「みんなそれぞれ」「多様性」という言葉も、
よい言葉のようで、でもなんとなく実態がつかみにくい・・。自分の「あり方」を考えるとき、自分を取り囲む環境を切り離しては考えられません。人は人と、そして社会とつながっています。つながっている人たちと、社会と自分はどんな風に交わるのでしょう。
あちらこちらで、いろいろな目的や方法で、さまざまな出来事がチカチカと生まれています。そんな灯りの中で、どんな風に人生を紡いでいるのか、ふと立ち止まって近づいてみたい、わくわくしてみたい、そこからぐっと感じてみたい、考えてみたい・・。
その時々に確信できることはあっても、確固たる「あり方」はきっとない。それは不変のものではなく、常に探していたり、悩んでいたり、やっぱり違うと方向転換してみたりするもの。だからこそ、誰かの物語に出会える場をつくってみたいと思って、このメディアをつくりました。みんな、それぞれの場所で暮らしている。一人ひとりのやっていることや生き方が少しずつつながって、何かが生まれている。そんな営みと出会いながら、このメディアも、関わる私たちも「Beingーあり方」を見つめ、育てていきます。
なぜ、いま私たちが「Beingーあり方を探求するメディア」をつくりたかったのか。
それは、この社会がよりよくなっていくために、いま問われていることは「一人ひとりのあり方」だと思うからです。
「みんなそれぞれのあり方があること」と、「それぞれだけど、みんなが大きなものの一部であること」は互いに重なっています。その重なりが幾重にも層となって、一人ひとりにとって居心地よくいられる社会になるといいなと思っています。このメディアがどんな風に舵をとっていくのか、まだよく見えていません。一つひとつのインタビューやエッセイとの出会いを大切にしながら、私たちの「Beingーあり方」を探していきます。
寺中 有希(2017.11.12)
この度、国重浩一へのインタビュー記事が掲載されましたので、ここにリンクを張っておきます。
【Beingに国重浩一さんのインタビューを掲載しました】
http://pajapan.jp/2018/08/19/kunishigekoichi/
ナラティブ・アプローチを使ったカウンセリングをニュージーランドでしている国重浩一さん。自分が真実だと思いこんでいるストーリーではなく、そうではないストーリーを見つけていくナラティブ・アプローチを使っている国重さんから見える「生きる」とは。