問題解決にはまり込まずに問題をほぐす〈ナラティヴ・アプローチ〉による対話の実践

国重浩一さんから学ぶ!問題解決にはまり込まずに問題をほぐす〈ナラティヴ・アプローチ 〉 による対話の実践 ~組織開発やファシリテーションの実践に役立つスキルとマインドを学ぶ~

組織開発や人財開発に悩みを持つ皆さんへ!

ニュージーランド在住のナラティヴ・セラピストの国重浩一さんから学ぶ”ナラティヴ・アプローチ”を体感してみませんか?

不確実な今の時代、組織開発や人財開発という分野でも”ナラティヴ・アプローチ”という言葉をよく耳にするようになりました。
その背景には、過去の経験や知識技術だけでは解決できない問題が多くなっているからであると言えるでしょう。

組織で起こっている問題に向き合っていると、
「なんで、〇〇なんだろう?」「どうして?あたりまえのことなのに・・・」
といった言葉をよく耳にします。

私たちはもれなく社会文化的な存在であり、私たちが生まれ育ったところの常識と言われているものやあたりまえとされているものに囲まれて生きています。
そして、私たちは、この常識や当たり前のものがうまく通らないときに悩むし、そこに問題がある、と捉えがちになります。

“ナラティヴ・アプローチ”では、この問題を解決しようとするときに人々が囚われがちになるものに視点を向けます。

講師の国重浩一さんは、ナラティヴ・セラピー発祥の地、ニュージーランド在住で”ナラティヴ・アプローチ”を使ったカウンセリングをしている方です。
国重さんは、難しくなりがちなナラティヴ・セラピーについて、とてもわかりやすく伝えてくれます。

ナラティヴとは、物語り、ストーリーという意味で、カウンセリングではその人が語るストーリーを扱っていきます。
ナラティヴ・セラピーでは、問題そのものを解決するために話すことだけを前提としません。
人の悩みや問題が「あってはならない問題」と理解していくものを明るみに出し、覆い隠されがちな領域に気を配り、異なる視点からさまざまなことを理解できるような会話に誘っていきます。

国重さんが普段向き合っているカウンセリングの世界と、組織開発や人財開発をファシリテートする場では多くの点で異なるものがありますが、ナラティヴ・セラピーの背景にある哲学的思想は、ファシリテーターの実践を支えるスキルとマインドに大いに役に立つところが沢山あります。

この講座では、このような”ナラティヴ・アプローチ”による会話について概説し、参加者の皆様の現場にどう応用させていくことが出来るのかを共に考えていきます。
人々の可能性を信じることを原点としている”国重さんのあり方”からも、多くのことを学びとることができるでしょう。

組織や人財に限らず、まちづくりや様々なジャンルに活かすことが出来るお話が聴けるはずです。
終了後には、国重さんを囲んでの懇親会も予定しています。日本で国重さんのお話をじっくり聴ける絶好の機会です。
どうぞ振るってご参加ください。

<この講座の対象>
・組織開発、人財開発に取り組んでいる方
・チームや組織のマネジメントをしている方
・人と人の関係に働きかけるファシリテーターの方

<講師紹介>
国重浩一
ニュージーランド、ハミルトン市在住。NZ現地NPO法人ダイバーシティ・カウンセリングNZを2013年に有志と共に立ち上げ、移民や元難民に対する心理支援を提供。2019年には、東京に一般社団法人ナラティヴ実践協働研究センターを有志と共に立ち上げる。
著書に「ナラティヴ・セラピーの会話術」「震災被災地で心理援助職に何ができるのか」「どもる子どもとの対話」、その他翻訳書をいくつか。2020年2月「ナラティヴ・セラピーのダイアログ:他者と紡ぐ治療的会話、その〈言語〉を求めて」を北大路書房から出版。

<講座概要>
問題解決にはまり込まずに問題をほぐす”ナラティヴ・アプローチ”による対話の実践
~組織開発やファシリテーションの実践に役立つスキルとマインドを学ぶ~

日 時:2020年3月11日(水) 11:00~18:00(終了後、国重さんを囲んでの懇親会もあります※費用別途)
参加費:18,000円
会 場:東京都千代田区神田須田町2-9-5 柴田第一ビル2F
最寄駅:岩本町駅 徒歩1分 秋葉原駅 徒歩4分
https://00m.in/EqQTj
■ アクセス(秋葉原駅から)
①秋葉原駅電気街口からSEGAの方の出口へ出る
②auショップを左に曲がる
③銀蔵の奥の歩道橋(神田ふれあい橋)を渡る
④橋を渡ったら左に曲がる
⑤鳥居の前の横断歩道を渡り、そのまままっすぐ進む
⑥最初の十字路の左手の建物の2Fです!

<主催>
株式会社プロセスラボラトリー