ナラティヴセラピーワークショップ3日目

こんばんは。大串綾です。ナラティヴセラピーワークショップ3日目が終了しました。
午前中は、Dr.Donaldのレクチャー、午後は、昨日と今日の振り返りが行われました。

ドナルドは、とてもPlayfulで、終始明るいレクチャーとなりました。また、「日本語が使えればいいのに」と何度も言うくらい、私たちに寄りそおうとしてくれていました。私がお茶の時間に「日本人はオノマトペをよく使うんだよ」といったら、「オノマトペ!いいね、それ使うよ!」と言って、そのあとのレクチャーにすぐ取り入れてくださったのには感激しました。柔軟で、なんでも取り入れて変化できるという感じ。

レクチャー内容は以下の2つについてでした。
1、目的のある行動 レシピ、あるいはマップと呼ばれていました。
行動→目的→望み→価値観→世界への影響、サポート
たとえば、ギャンブルという行動の目的はお金で、望みは請求書の支払いということもある。そこから見える、その人の価値観は、きちんと約束を守りたいというもの。その価値観や特性は、彼の人生や、彼の周りの世界にどんな影響を与えるだろうか、と考えていくことができる、という内容でした。
ペアになって、やってみると、とてもわくわくして面白く、相手の方が書いてくださったメモは私にとって大切なものになりました。

2、2つの島
1つ目の島は、今問題を抱えている島。2つ目の島は、好ましい島。More desireableという表現もされていましたね。それぞれの島について以下の4つの点を明らかにします。
・名前をつける。オノマトペでも、色でも形でもいい。
・影響。 からだ、考え、心、関係にどんな影響を与えるか。
・立ち位置を決める。それでいいのか、だめなのか。自分のスタンスを決めます。
・その立ち位置なのはなぜか。

今日のレクチャーではこの2つでしたが、昨日出版社に本の原稿を送ったとのことで、近々出版されるはずです。
Donald McMenamin \”TWO ISLANDS\” (だったと思いますが違ったら訂正お願いします)。すごくこの2つの他の部分が気になっているので、買うと思います。

午後の振り返りでは、昨日のレクチャーの振り返り、と今日の振り返りと両方を行いました。
昨日のふりかえりでは、インタビューを受けた2人とそれ以外の参加者の理解の共有がなされ、私としてはようやく落としどころが見つかった感じがしています。こだわりなく胸のうちを共有してくれた2人と、一緒に話し合ってくれた参加者に感謝しています。
今日の振り返りでは、島のメタファーを使うのはなぜか、という疑問が私のなかにあり、それについて話をしました。島、特に小さな南の島のようなイメージは、私にとって旅行先であって、日常に寄りそう光景ではないという理由があると思います。では、なにならいいの?と聞かれて、日本では、「人生山あり谷あり」と言うし、山のほうがしっくりくるな、と思ったのですが、島メタファーは外海へ大変さや、人によって距離を調整できる便利さや、逆風(阻むもの)、追い風(サポート)のたとえも使えるなど、よく考えられていることもわかりました。
島メタファーやるなぁ!
でも、いつか、日本育ちの人にもっとしっくりくるたとえを見つけたいなと思いました。ドナルドも、今日の内容は持ち帰って好きに使っていいと言っていて、私たちが私たちの文化に合わせて使うことを推奨してくれていました。マイケルホワイトの言葉でも、似たようなものを「ふだん使いのナラティヴセラピー」で読んだ気がします。(また本を確認して、正確に記します)

今日は、こんな日でした。
実は、このあと、私はSettlement CentreのEnglish language Partnersというプログラムで、移民や難民のためにするボランティア研修第一回を受けて、そこでも思うことがたくさんあったので、共有したいのですが、それはまた後日にします。実は、この文章は二度目に書いている文章で、一度目の文章は、書き終わったところで、消してしまったのです。。。ちょっとそんなこんなでいろいろ忙しい日でした。
ではおやすみなさい。

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